
地域再生の成功例がふんだんに盛り込まれており、
希望を見いだせるような内容になっているのですが、
おそらく地域再生に必要なのは成功例ではなく
失敗例の紹介と検証ではないでしょうか。
成功例の通りに実行して成功する保証はありませんが、
失敗例通りにすれば確実に失敗します。
むしろ「地域再生のためにやってはいけないこと」を
具体的な事例で共有化することの方が、
全国各地での取り組みに役立つでしょう。
この本の最後に、国や県に異議申し立てと要求を繰り返しながら
地域の疲弊に歯止めをかけた例として、
福岡県田川市が紹介されていました。
社民党青年議員のホープである佐々木まこと同志が
市議を務めている自治体です。
4月には統一地方選挙が実施されますが、
こういう時期だからこそ、住民の生命・自由・財産を守るために
自治体に何ができるのかを考えることが必要です。
私は候補者ではないので好き勝手な発言をしてしまいますが、
少なくとも選挙カーで走行しながら拡声器を使う「流し」は
自粛すべきではないかと考えます。
街頭演説で拡声器を使うことや
選挙カーでの移動まで否定はしませんが。
被災地の現状に心痛めるのは当然のことですが、
自分の住む地域のありかたを問いなおす機会として、
統一地方選挙を位置付けてほしいものです。
そのヒントとして、地域再生の成功例が盛り込まれた
この本が役立つかもしれません。
失敗例ばかり見ても沈んでしまうだけですから。